コーヒーにも消費期限があるということを知っていましたか?
スーパーなどで購入するインスタントのコーヒーには消費期限の記載がされていますが、専門店で購入するものには何も書かれていないことが多いので、いつまで飲んでいいのか分からないという方もいるでしょう。
そこで今回は、コーヒー豆の消費期限と、飲めずに期限切れになってしまったコーヒーの活用方法についてご紹介していきます。
コーヒーの消費期限
コーヒーの消費期限は、コーヒーの状態によっても大きく異なります。
未開封の状態
未開封の状態で保管している場合、1カ月~1年と消費期限が大きく異なります。
焙煎の度合い等によってコーヒーの消費期限は変わりますので、購入する時に販売員の方に聞いておくことをおすすめします。
未開封だとしても焙煎した後から劣化していくものなので、短期間で飲み切れる量を購入するといいでしょう。
開封済みのコーヒー豆
コーヒー豆の封を一度開封してしまったら、どんどん劣化が進んでしまいます。
1か月程度で飲み切ってしまう方がよいでしょう。
劣化が進むと、コーヒーの香りや味わいは損なわれてしまうので注意が必要です。
挽いた状態のコーヒーの粉
コーヒーを挽いてしまった後は、空気が触れる面積が増えてしまうので、より劣化が早まってしまいます。
14日以内に飲んでしまうことをおすすめします。
開封してしまっている場合にはより劣化スピードが早くなるので、7日以内に行うことをおすすめします。
消費期限切れのコーヒーの活用方法
気を付けていても、飲み切れずに消費期限を迎えてしまうということもあるでしょう。
そこでここからは、消費期限が切れてしまったコーヒーの活用方法をご紹介していきます。
消臭剤として置く
コーヒー豆には、消臭効果があると言われています。
容器に入れて、臭いの気になる玄関やトイレにおいておくと、その効果を実感することができるでしょう。
コーヒーの出がらしも消臭剤として利用することができます。
一度乾かして水分を取ってから使うといいでしょう。
肥料として使う
コーヒー豆は、肥料として使うこともできます。
そのままで利用することはできませんが、発酵すれば肥料として利用することができるので、植物などを育てている方は試してみるといいでしょう。
発酵も簡単に行うことができるので、誰でもすぐに行えるという点が魅力的です。
虫よけとして使う
コーヒーの香りを嫌う虫は多いので、部屋に置いておくことによって虫よけの効果もあります。
虫が入ってくるのが気になるという方は活用してみるといいでしょう。
しかし、小さなお子様やペットが誤飲してしまうといけないので、注意して利用することをおすすめします。
雑草を除去するために使う
コーヒーにはカフェインやポリフェノールが含まれています。
その成分は雑草が成長するのを妨げることができます。
庭の雑草が気になるという方は、草取りをした後にまいてみるといいでしょう。
油汚れをとるために使う
コーヒーを使って掃除をすると、しつこい油汚れを綺麗にとることができます。
消費期限が切れたコーヒーを沸かして汚れをとりたいものにつけることによって、汚れが浮いて掃除を簡単に行うことができるでしょう。
ただ、コーヒーの熱で変形してしまうものもあるので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?コーヒー豆には消費期限があります。
管理している状態によってもその日数は変わりますし、消費期限が切れたコーヒーは味がかなり落ちてしまいます。
そのため、購入する際にきちんと消費期限を確認して飲み切れる量を購入するといいでしょう。
万が一消費期限が切れてしまった場合でも飲む以外の利用方法がありますので、再利用してみることをおすすめします。