株式会社大館工芸社(本社:秋田県大館市、代表取締役:三ッ倉和雄)は、「世界にひとつ、あなただけの特別な器。」をコンセプトとする曲げわっぱブランド『Blanc Pa(ブランパ)』を2月10日(木)12時にローンチ致しました。
■Blanc Pa ホームページ
https://www.blanc-pa.jp/
- 世界にひとつ、あなただけの特別な器
秋田県大館発の曲げわっぱ新ブランド『Blanc Pa(ブランパ)』は、「世界にひとつ、あなただけの特別な器。」をコンセプトに、ひとつひとつがオンリーワンの個性を持った”木”本来の自然な姿グラデーションを活かした器です。
これまで活用出来なかった材料を用いることによって生まれた、ひとつとして同じものがない、世界にひとつ、あなただけの特別な器をお届けします。
全ての製品には、製造年月とエディションナンバーが刻印されます。
- 限りある資源を生かした取り組み
きっかけは、通常の曲げわっぱ製作には使わない外側の若い白い部分である「シラタ」をどうにかして有効活用できないか考えたこと。
大館工芸社ではこれまで曲げわっぱでは使われる事のなかった材料を使用した曲げわっぱ「Blanc Pa(ブランパ)」を通し、材料難により岐路に立たされる伝統工芸を持続可能な産業への転換に取り組みます。
大館工芸社は、平成25年の天然秋田杉供給停止以降、同様の特徴を持つ樹齢百年以上の高樹齢材を素材として曲げわっぱの製造を続けて来ています。しかし、高樹齢材も秋田県全体の材積中1%以下の希少な素材である上、同品質・同規格の定番商品としての曲げわっぱに使える「赤身」は素材となる丸太の内、4割に留まります。
一方、これまで色ムラや木目のバラツキが出る為、「規格外」とされていた「シラタ」が混じった木目には、ひとつひとつ違う、自然ならではの個性的な表情が宿ります。これまで「規格外」とされていた部位を使用する事で、希少な秋田杉の有効活用につながり、また、曲げわっぱの新たな魅力として発信出来ればと考えました。
木は生育した山の土壌や日の当たり方、気候によって育ち方が異なります。同じように見えても、ひとつとして同じものはなく、木目も色味もそれぞれ違います。その貴重な資源の個性をポジティブに捉えたいと考えました。
『Blanc Pa』では「シラタ」と内側の「赤身」の両方を使うことで生まれた自然が描き出したグラデーションやコントラストなど、自然な姿が美しい木製品に仕上がっています。
- 大館工芸社 SDGsの取組み
SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」
私たち大館工芸社は、これまでも地元秋田県大館市と連携し「大館曲げわっぱ150年の森育成事業」に携わってきました。SDGs(持続可能な開発目標)の一つである「つくる責任 つかう責任」への取り組みの一環として、サステナビリティ活動を通じ、持続可能な社会に積極的に貢献まいります。
また、『Blanc Pa』では修理対応(有償)も行っており、末長くお使い頂くことが可能です。
- 商品展開
■Bowl(S)
自然が描き出した杉そのもののグラデーションと色のコントラストが美しい大館曲げわっぱの小さなボウル。
スープボウルや鍋物の取り分け皿としてはもちろん、おつまみや副菜を盛り付ける器としてお使いいただくのにもちょうど良いサイズ感です。
¥6,600(税込)
オンラインストア: https://www.blanc-pa.jp/items/58893796
■Dish(S)
自然が描き出した杉本来のグラデーションと色のコントラストが美しい「曲げわっぱ」の小さなディッシュ。
Sサイズは、ケーキやお菓子などデザート皿としてはもちろん、食卓で取り分け皿としてお使いいただくのにも良いサイズ感です。
¥5,500(税込)
オンラインストア:https://www.blanc-pa.jp/items/58896099
北東北の気候風土が長い年月をかけて育んだ木のぬくもりと美しさを、毎日の暮らしの中で「Blanc Pa」の道具たちから感じていただけたら嬉しく思います。
引用元
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000091458.html